不安より期待を~就学前に育てたい3つの力 ②~
- 6月27日
- 読了時間: 3分

前回は、「自分で考える力」についてお伝えしました。
子どもは、自分で考える経験を重ねることで、少しずつ考える力を育てていきます。
では、考えたあとに大切になるものは何でしょうか。
それは、「自分で行動する力」です。
例えば、
朝の支度。
着替え。
持ち物の準備。
片付け。
子どもが自分でできそうなことでも、
「時間がないから」
「その方が早いから」
と、つい大人がやってしまうことはありませんか?
もちろん、それが必要な時もあります。
でも、自分でやってみる経験が少なくなると、子どもは次第に、
「やってもらうのを待つ」
ことに慣れてしまいます。
脳は、よく使う働きが育っていきます。
行動する力も同じです。
自分で動き、自分でやってみる。
その経験の積み重ねが、行動する力を育てていきます。
大切なのは、上手にできることではありません。
やってみることです。
失敗しても大丈夫です。
うまくいかなくても大丈夫です。
子どもは、成功だけで成長するわけではありません。
挑戦することそのものが、大切な学びになります。
そして小学校では、
「まずはやってみる」
「自分で取り組んでみる」
ことが求められる場面が増えていきます。

今の学校教育が大切にしているのも、自分で考え、自分から行動する力です。
その土台は、小学校に入ってから急に育つものではありません。
毎日の生活の中で、少しずつ育まれていくものなのです。
例えば、
「ママがやろうか?」
ではなく、
「自分でやってみる?」
と聞いてみてください。
すぐに手伝うのではなく、少し待ってみてください。
子どもが挑戦する時間を大切にしてみてください。
親にできることは、失敗しないように先回りすることではありません。
挑戦できる環境をつくることです。
すぐに手を出さず、見守ることも大切なサポートです。
子どもには、自分でやってみようとする力がもともと備わっています。
親にできるいちばんのサポートは、その力を信じることです。
就学前に必要なのは、何でも完璧にできることではありません。
自分でやってみようとする気持ちです。
今日の「やってみようか」が、小学校での主体的な学びの土台を、静かにつくっています。
【次回予告】
PART3 自分の思いを伝える力
友達との関わりや学びの中で大切になる「伝える力」。
家庭でできる関わり方を一緒に考えていきましょう。
未来幼児教育研究所では、
子どもの行動を、「困ったこと」だけで見るのではなく、
脳の発達や育ちの視点から考えるヒントとしてお届けしています。
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株式会社未来幼児教育研究所 鈴木甲子


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