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子育てコラム

不安より期待を~就学前に育てたい3つの力~

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

不安より期待を
~就学前に育てたい3つの力~
PART1 自分で考える力

「小学校に入ったら大丈夫かな」

就学が近づくと、保護者の皆さんの中には、そんな不安が生まれることがあります。


「授業についていけるだろうか」

「先生の話をきちんと聞けるだろうか」

「友達と仲良くできるだろうか」


心配になるのは、それだけお子さんを大切に思っているからです。

でも、少し見方を変えてみませんか?

 

今の小学校教育では、知識を覚えることだけでなく、

子ども自身が課題に向き合い、自分なりに考えながら学ぶことが

大切にされています。


自分で考えること。

自分から行動すること。

自分の思いを伝えること。


こうした力は、小学校に入ってから急に身につくものではありません。

毎日の生活や遊びの中で、少しずつ育まれていくものなのです。

このシリーズでは、就学前に育てたい3つの力についてお伝えします。

今回の第1回は、「自分で考える力」です。

 

不安より期待を
~就学前に育てたい3つの力~
PART1 自分で考える力

「お母さん、これどうするの?」

「次は何をすればいいの?」


毎日の生活の中で、子どもからこんな言葉が出てくることがあります。

忙しく慌ただしい生活の中では、


「こうしなさい」

「次はこれよ」


と答えをすぐに伝えてしまっているのではないでしょうか?

それは、お子さんを思う気持ちがあるからこそです。


でも、少しだけ立ち止まって考えてみてください。

実は、脳にはこんな性質があります。


脳は、よく使われている力が強化されてしまいます。


答えを待つ経験が多いと、脳は「誰かが答えを教えてくれるのを待つこと」に慣れていきます。

一方で、


「どうしたらいいだろう」

「自分はこう思う」

「少し考えてみよう」


そんな経験を重ねることで、考える力を担う脳の働きは少しずつ育っていきます。

子どもの脳は、指示されて動く経験だけでは育ちません。


自分で考え、自分で選び、その結果を経験することで、前頭前野と呼ばれる「考える脳」が少しずつ育っていきます。

 

これは特別な勉強ではありません。

毎日の生活の中で育つ力です。

例えば、


「どうしたらいいと思う?」

「自分ではどう思う?」

「お母さんと一緒に考えてみようか」


そんな言葉をかけてみてください。

答えを教えるのではなく、考えるきっかけを渡すのです。


最初は答えられないかもしれません。

時間がかかるかもしれません。

それでも大丈夫です。


答えが出なくてもいいんです。

「うーん」と考えている、そのひとときが、脳を育てています。

 

子どもには、自分で考えようとする力がもともと備わっています。

親にできるいちばんのサポートは、その力を信じて待つことです。


就学前に必要なのは、たくさんの知識を覚えることだけではありません。

自分で考える経験を重ねることです。


今日の「どう思う?」が、小学校での学びの土台を、静かにつくっています。



【次回予告】 

PART2 自分で行動する力

考えたことを実際の行動につなげるために、家庭でできる関わり方を一緒に考えていきましょう。



未来幼児教育研究所では、

子どもの行動を、「困ったこと」だけで見るのではなく、

脳の発達や育ちの視点から考えるヒントとしてお届けしています。

育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。


株式会社未来幼児教育研究所 鈴木甲子

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