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子育てコラム

どうして噛みつくの?2歳の「困った行動」の見方

  • 5月16日
  • 読了時間: 3分

「うちの子、友だちを噛んでしまって…」

「何度言ってもやめてくれない」


2歳前後のお子さんを持つ親御さんから、

とてもよく聞くご相談です。


どうして噛みつくの?2歳の「困った行動」の見方

突然の「噛みつき」に戸惑うとき


遊んでいたと思ったら、突然ガブッ。


相手の子が泣いてしまって

周りに謝ったりしながら、

「どうしてこんなことをするの?」

と戸惑ってしまうこともありますよね。


何度注意しても繰り返すと、

つい強く叱ってしまうこともあると思います。


でも、

それは『困らせたい』からではなく、

まだ自分の気持ちをうまく伝えられない時期だからこそ起きる姿でもあります。



脳の発達から考えると、見えてくること


2歳頃は、感情をコントロールする前頭前野が発達の途中です。

衝動をことばで止める力が、まだ十分に育っていません。


つまり、気持ちが強く動くと、

止めるより先に行動として出てしまう時期です。


だから、


「いやだ」

「とられたくない」

「やめてほしい」


そんな気持ちがあっても、

うまく言葉にできない。


その結果、

身体で表現してしまうことがあります。

噛みつきも、そのひとつです。


意地悪をしたいのではなく、

「どう伝えたらいいか分からない」

そんな状態なのです



関わり方で大切にしたいこと


噛みつきがあったときは、

まず安全を確保しながら、短くはっきり伝えます。


「痛いよ」

「噛むのはだめだよ」


どうして噛みつくの?2歳の「困った行動」の見方

そのうえで、子どもの気持ちをくみ取ります。


・嫌だったね

・とられたくなかったんだね

・やめてほしかったんだね


そして、どうすればよかったかを、

シンプルな言葉で伝えていきます。


「いやって言おうね」

「貸してって言ってみようか」


大切なのは、

叱ることだけで終わらせないことです。


子どもは、

安心できる大人とのやり取りの中で、

少しずつ『伝え方』を学んでいきます。



大丈夫、これも「成長の途中」です


噛みつきは、

関わりの中で少しずつ減っていく行動です。


言葉の力が育ってくると、

気持ちを伝えられるようになり、

自然と落ち着いていきます。


子どもの成長は、

大人が思うよりも、ゆっくりです。


だからこそ、

「今できないこと」ばかりを見るのではなく、

少しずつ育っている姿を、

長い目で見ていくことが大切です。


安心できる大人との関わりの積み重ねが、

子どもの脳と心を育てていきます。


今すぐ変わらなくても、大丈夫。

毎日の関わりは、

ちゃんと子どもの力になっています。




未来幼児教育研究所では、

子どもの行動を、「困ったこと」だけで見るのではなく、

脳の発達や育ちの視点から考えるヒントとしてお届けしています。


育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。


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