いつから話せるようになるの?言葉は、話す前から育っています
- 7月18日
- 読了時間: 2分
子育てには、不安や迷いがつきものです。
このコラムでは、「安心には理由がある」という視点から、子どもの育ちを一緒に考えていきます。
赤ちゃんは、生まれたその日から、何も分からない存在ではありません。
あたたかく抱っこしてもらったぬくもり。
優しく話しかけてもらう声。
見つめてもらう笑顔。
赤ちゃんは、生まれたその日から、周りの人のぬくもりや声、表情を感じ取りながら育っています。
その毎日の積み重ねが、安心につながり、人を信じる心を育て、やがて言葉を育てていきます。

「まだ『ママ』って言ってくれない」
「同じくらいの子は話しているのに……。」
そんな不安を感じたことはありませんか?
言葉がゆっくりだと、「私の関わり方が悪いのかな。」と心配になる保護者の方も少なくありません。
でも、安心してください。
言葉は、「話せるようになった日」から育つものではありません。
赤ちゃんは、お母さんやお父さんの声を聞き、表情を見て、笑顔を感じ、毎日のやり取りの中で少しずつ言葉を心の中にためています。
話せないように見えても、
実は毎日、言葉を学んでいるのです。
赤ちゃんは、聞いた言葉を覚え、表情と意味を結びつけ、「伝えたい」という気持ちを少しずつ育てています。
つまり、話す前に「聞く力」「分かる力」「伝えたい気持ち」が育っているのです。
特別な教材は必要ありません。一番の教材は、毎日の生活です。
「おはよう。」「気持ちいいね。」「おいしいね。」「ワンワンいたね。」
そんな何気ない言葉の積み重ねが、未来の言葉を育てます。

赤ちゃんが「あー」「うー」と声を出したら、
「そうなんだね。」「教えてくれたんだね。」と応えてあげてください。
そのやり取りの一つひとつが、赤ちゃんの心と言葉を育てていきます。
言葉は、耳から育つのではありません。安心の中で育ちます。
焦らなくても大丈夫です。今日の親子のやり取りが、未来の言葉を育てています。
子どもは、自ら育とうとする力を必ず持っています。
困った行動のように見えても、その行動の中には必ず育っている力があります。
安心には理由があるのです。
未来幼児教育研究所では、
子どもの行動を、「困ったこと」だけで見るのではなく、
脳の発達や育ちの視点から考えるヒントとしてお届けしています。
育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
株式会社未来幼児教育研究所 鈴木甲子




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