人見知りは悪いこと?~人を見分ける力が育ってきた証です~
- 2 日前
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子育てには、不安や迷いがつきものです。 このコラムでは、「安心には理由がある」という視点から、子どもの育ちを一緒に考えていきます。
「最近、人見知りが始まったんです。」そんな相談を受けることがあります。
今まで誰にでも笑顔を見せていた赤ちゃんが、急に知らない人を見ると泣いてしまう。おじいちゃんやおばあちゃんに抱っこされても、お家の人のところへ戻ろうとする。そんな姿を見ると、「人見知りが強くて・・・」と心配になることもあります。
一方で、「うちの子は人見知りをしないけれど、大丈夫かなあ」という相談を受けることもあります。
でも、どちらも大丈夫です。
大切なのは、人見知りをするかどうかではありません。
人を見分ける力が育ってきたということなのです。

生後6〜8か月頃になると、赤ちゃんは毎日会っている人の顔を少しずつ覚えられるようになります。
「いつも抱っこしてくれる人」「優しく話しかけてくれる人」。そんな身近な人の顔や声、ぬくもりが記憶の中に積み重なっていきます。
その頃から、知らない人の顔をじっと見つめたり、何度も見返したりする姿が見られるようになります。
泣いて人見知りをする子もいれば、静かに相手を観察する子もいます。どちらも、「この人は知っている人かな」と一生懸命確かめている姿なのです。
毎日抱っこをしてもらい、優しく話しかけてもらい、困ったときには助けてもらう。そんな毎日の積み重ねの中で、「この人と一緒なら安心。」という気持ちが育っていきます。

安心できる人が分かるようになったからこそ、新しい人との違いにも気づけるようになるのです。
だから、人見知りは決して悪いことではありません。安心できる人とのつながりが育ってきた、自然な成長の姿なのです。
無理に人に慣れさせようとしなくてもいいんです。
まずは、信頼できる人のそばで安心して過ごせる時間を大切にしてください。
安心できる場所があるからこそ、子どもは少しずつ周りを見渡し、「ちょっと近づいてみようかな。」「話しかけてみようかな。」という気持ちが育っていきます。
安心は、挑戦する力の土台になるのです。
子どもは、それぞれのペースで世界を広げていきます。焦らず、その子の「今」を大切に見守ってあげてください。
子どもは、自ら育とうとする力を持っています。
困った行動のように見えても、その中には必ず育っている力があります。
人を見分ける力は、人との信頼関係の中で育っていきます。
安心には理由があります。
育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
未来幼児教育研究所 所長/安心子育てアドバイザー 鈴木 甲子




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