なんでも口に入れるのはなぜ?~赤ちゃんは口でも世界を学んでいます~
子育てには、不安や迷いがつきものです。 このコラムでは、「安心には理由がある」という視点から、子どもの育ちを一緒に考えていきます。
「また口に入れてる!」
「あーそんなものなめて…」
そんなふうに思ったことはありませんか?

床に落ちているもの、おもちゃ、布、紙…。赤ちゃんは何でも口に入れようとします。
「危なくないかな」「やめさせた方がいいのかな」と心配になる保護者の方も多いでしょう。
その心配、わかります。
でも、赤ちゃんは、いたずらをしているわけではないのです。
まだ見ただけでは、物の大きさや硬さ、柔らかさ、冷たさや温かさなどを十分に理解することができません。そのため、口を使って確かめながら、少しずつ世界を知っていく最中なのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、口や唇の感覚がとても敏感です。そのため、口に入れることは、赤ちゃんにとって大切な学びの方法の一つです。
誤って飲み込むおそれのある小さなものや、先のとがったもの、汚れた物などは手の届かない場所へ置きましょう。
そのうえで、安全なおもちゃは安心して確かめられる環境をつくってあげましょう。

すでに赤ちゃんの頭の中では
「これなんだ?」という興味関心が広がり始めているのです。
大人には遊んでいるように見える姿も、赤ちゃんにとっては、一つひとつ世界を知り、学んでいる大切な時間なのです。
その小さな『知りたい』という気持ちが、子どもの育つ力につながっていきます。
子どもは、自ら育とうとする力を持っています。
大人には困った行動に見えても、そこには、目の前のものを確かめようとする子どもの思いが隠れていることがあるのです。
子どもの行動の理由がわると、子育ての不安が少しやわらぎます。
安心には理由があります。
育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
未来幼児教育研究所 所長/安心子育てアドバイザー 鈴木 甲子




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