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子育てコラム

絵本はいつから読んであげれば良い?

9月12日
読了時間: 3分

~まだ分からなくても、ちゃんと届いています。~


子育てには、不安や迷いがつきものです。

このコラムでは、「安心には理由がある」という視点から、子どもの育ちを一緒に考えていきます。


「絵本って、いつから読んであげればいいの?」

「まだ言葉も分からないのに、読んでも意味があるのかな?」

そんなふうに思うことはありませんか?


絵本はいつから読んであげれば良い?~まだ分からなくても、ちゃんと届いています。~

でも、絵本は、言葉の意味が分かるようになってから始めるものではありません。

赤ちゃんは、まだお話の内容を理解できなくても、大人の声を聞いたり、絵を見たり、ページがめくられる様子を見たりしながら、たくさんのことを受け取っています。


大好きな人の声。

抱っこされているぬくもり。

一緒に絵を見ている時間。

赤ちゃんにとっては、それだけでも十分に意味があります。


たとえば、

「わんわんだね」「赤いね」「おいしそうだね」

そんな短い言葉でも大丈夫です。


書いてある文章を最初から最後まで、きちんと読まなくても構いません。

赤ちゃんが気になるページだけ見たり、途中で閉じてしまったり、同じページばかり見たがったりすることもあります。

それも自然な姿です。


絵本の時間は、「最後まで読ませる時間」ではありません。

一緒に見る、一緒に感じる、一緒に楽しむ時間です。


そして、そのやり取りの中で、

「声を聞くのは心地いいな」

「この人と一緒にいると安心するな」

「これ、面白いな」

という気持ちが少しずつ育っていきます。


絵本はいつから読んであげれば良い?~まだ分からなくても、ちゃんと届いています。~


絵本を好きにさせようと頑張らなくても大丈夫です。

一日一冊読まなければならないわけでもありません。


忙しい日もありますよね。

そんな日は、ほんの少しページを開いて、

「今日はこれだけ見ようか」

でも十分です。


大切なのは、何冊読んだかではありません。

絵本を通して、親子で同じものを見て、同じ時間を過ごしたこと。

その積み重ねが、言葉への興味や、人と気持ちを分かち合う力につながっていきます。


だから、絵本は「何歳から」と決めなくて大丈夫です。

赤ちゃんと一緒に楽しんでみたいと思った、そのときから始めてみてください。



子どもは、自ら育とうとする力を持っています。

毎日の何気ない関わりの中にも、子どもの育ちにつながる時間があります。


絵本の時間は、言葉を教えるだけの時間ではありません。

大好きな人と安心を分かち合い、心を通わせる時間でもあります。

安心には理由があります。



育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。


未来幼児教育研究所 所長/安心子育てアドバイザー 鈴木 甲子 


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