寝ている間も赤ちゃんは育っています
~眠りは、心と体と脳を育てる大切な時間です~
子育てには、不安や迷いがつきものです。
このコラムでは、「安心には理由がある」という視点から、子どもの育ちを一緒に考えていきます。
赤ちゃんが眠っている姿を見ると、
「今日はよく寝ているな」
「こんなに寝ていて大丈夫かな」
と思うことはありませんか?
赤ちゃんにとって睡眠は、ただ体を休める時間ではありません。
眠っている間も、心や体、そして脳は育っています。

赤ちゃんは毎日、たくさんのものを見て、聞いて、感じています。
抱っこのぬくもり。
大人の声。
明るさや音。
初めて見るもの。
起きている間に受け取ったたくさんの刺激を、眠っている間に整理していきます。
だから、赤ちゃんにとって眠りは、育ちのためにとても大切な時間です。
そして、眠っている間には、体の成長に関わる働きも活発になります。
たくさん動いたり、見たり、聞いたりしたあとの体を休ませながら、次にまた活動するための力をためていきます。
よく眠ったあとに、
機嫌よく目を覚ましたり、
周りをよく見たり、
声を出したりすることがあります。
それは、しっかり休むことが、次の活動につながっているからです。
でも、赤ちゃんの眠り方には個人差があります。
長く眠る子もいれば、短い時間で何度も起きる子もいます。
「同じ月齢なのに、うちの子は寝ない」
と心配になることもありますよね。
けれど、赤ちゃんの睡眠は大人と同じではありません。
まだ生活のリズムを整えている途中なので、眠る時間や起きる回数が安定しないこともあります。

大切なのは、完璧な睡眠時間にしようとすることではありません。
眠そうな様子に気づいたら、
少し静かな環境にしてみる。
抱っこしたり、やさしく声をかけたりする。
そんな毎日の関わりが、赤ちゃんの眠りを支えていきます。
そして、眠っている赤ちゃんを見たら、
「今も育っているんだな」
と思ってみてください。
目を閉じて静かにしている時間にも、赤ちゃんの中ではたくさんの育ちが進んでいます。
眠ることも、赤ちゃんにとって大切な成長のひとつです。
子どもは、自ら育とうとする力を持っています。
毎日の何気ない時間の中にも、子どもの育ちにつながる時間があります。
眠っている時間もまた、明日の「できた」や「やってみたい」を支える大切な時間です。
安心には理由があります。
育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
未来幼児教育研究所 所長/安心子育てアドバイザー 鈴木 甲子




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