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子育てコラム

落ち着きがないのはなぜ?子どもの行動を脳から考える

  • 5月23日
  • 読了時間: 3分

「じっとしていられないんです」

「すぐに動き回ってしまって…」

そんなご相談を受けることがあります。


周りの子と比べてしまったり、

「うちの子、大丈夫かな」と不安になることもありますよね。


でも実は、

子どもの『よく動く姿』には、

発達の途中だからこその理由があります。


落ち着きがないのはなぜ?子どもの行動を脳から考える

「落ち着きがない」と感じるとき


座っていてもすぐ立ち上がる。

遊びが次々と変わる。

気になるものを見つけると、すぐにそちらへ向かう。

 

そんな姿を見ると、

「少し落ち着いてほしい」と感じる場面もあると思います。


何度声をかけても変わらないと、

「集中力がないのかな?」

「しつけが足りないのかな?」

と心配になることもあります。



脳の発達から考えると、見えてくること


子どもの脳は、まず「興味」や「関心」を感じる力が先に育ちます。


「あれは何だろう?」

「やってみたい!」

「さわってみたい!」

そんな気持ちが、子どもの学びの出発点です。


一方で、

行動をコントロールする前頭前野は、ゆっくり発達していく部分です。

 

落ち着きがないのはなぜ?子どもの行動を脳から考える

前頭前野は、

・行動を止める

・順番を待つ

・気持ちを調整する

・今やることに集中する

といった働きを担っています。

 

つまり幼児期は、

「気になる!」という力は強く働く一方で、

それを抑える力は、まだまだ発達の途中なのです。

 

そのため、

・気になったものにすぐ反応する

・次々と行動が変わる

といった姿が見られます。

 

これは単に「落ち着きがない」のではなく、

「興味関心がよく働いている状態」

とも言えます。

 

特に幼児期は

じっと見て理解するよりも、

『動きながら確かめる』ことで学んでいく時期でもあります。


実際に触れたり、

試したり、しながら

少しずつ様々な世界を理解していくのです。



関わり方で大切にしたいこと


大切なのは、

無理に止めることだけに力を使わないことです。

例えば、

・活動の時間を短く区切る

・動ける場面と、落ち着く場面を分ける

・「ここまでやったらおしまい」と見通しを持たせる

 

こうした工夫は、

子どもにとって安心につながります。

 

見通しが持てることで、

子どもも気持ちを切り替えやすくなるからです。

 

また、

「よく見つけたね」

「気づいたんだね」

「やってみたかったんだね」

と、

興味を持った子どもの気持ちを受け止める、声かけも大切です。


止められる経験ばかりではなく、

『わかってもらえた』という安心感が、

少しずつ行動を整える力につながっていきます。




大丈夫、これも「成長の途中」です


子どもがよく動くのは、

環境に興味を持ち、学ぼうとしている証です。

 

今はまだ、

気持ちと行動を調整する力が発達の途中にあるだけです。

落ち着きがないのはなぜ?子どもの行動を脳から考える

だからこそ、

安心できる関わりや、

見通しを持てる経験の積み重ねが、

少しずつ『落ち着く力』を育てていきます。

 

今の行動がずーっと続くわけではありません。


しつけが出来ていないわけでも、

育て方が間違っているわけでもないのです。


子どもは、

大人との関わりの中で、

少しずつ自分をコントロールする力を育てていきます。




未来幼児教育研究所では、

子どもの行動を、「困ったこと」だけで見るのではなく、

脳の発達や育ちの視点から考えるヒントとしてお届けしています。


育児や保育のことで気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。


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